一般社団法人ぷらむ佐賀とは?

メッセージ

代表挨拶

私たち一般社団法人ぷらむ佐賀は、平成19年から「高次脳機能障害『ぷらむ佐賀』」として少人数ながらに家族会活動を行ってきました。そんな中、佐賀県の委託事業として「佐賀県高次脳機能障害者相談支援センターぷらむ」を開所するに至り、事故や病気が原因で「高次脳機能障害」となられた方々およびそのご家族と一緒に悩みや問題を共有し、当事者の日常生活支援や社会復帰をめざす目的で、家族会活動と相談支援事業を両立させることとなり、平成27年3月に一般社団法人ぷらむ佐賀を設立しました。
一般社団法人ぷらむ佐賀
理事長 犬丸 理枝子
前身である家族会を立ち上げた当初は、高次脳機能障害の知名度があまりに低く、その名称さえも聞いたことがないという方がほとんどでした。当事者本人はもちろん、一緒に生活をする家族の方々も、何をどうしていいのか、誰かに尋ねることもできず、とてもつらい真っ暗なトンネルの中を手探りで歩くような日々を過ごされていました。 何が有効なのか、どう対応すればいいのかを模索し、学びながら活動を続けて15年が経ちました。(令和4年12月時点)

幸いにも今日では書物やウェブサイトでも様々な情報を得られるようになり、また、専門の先生方や関係機関の方々の理解も深まり、当事者にとっても相談したり支援を受けたりする機会が増えました。
一般的に「見えない障害」ともいわれる高次脳機能障害の当事者は、身体的な麻痺など目に見えて分かる別の障害や症状を伴わない場合、ほとんど何も問題がない人だと思われがちです。そのため、障害への理解が進まず、学校・職場をはじめ、家庭内であっても様々なトラブルが生じてしまいます。

高次脳機能障害の症状は、代表的なもので記憶障害・注意障害・遂行機能障害・社会的行動障害などがありますが、一人ひとりの症状の現れ方は異なるため、すべての方に共通したトラブル予防・解決の方法を提示することは難しいといわれます。しかしながら、私たち家族会には、同じように様々な問題と向き合い、乗り越えてこられた方々がいます。家族会に話をしていただくことで、心や生活の支え、社会復帰へのきっかけを掴むことに綱がるかもしれません。私たちは、そのお手伝いができればと考えています。
私たちは、「佐賀県高次脳機能障害者相談支援センターぷらむ」として、障害者手帳や障害年金についてのご相談、就学・就労や福祉サービス利用のご相談を受け、必要な公的私的の関係機関へと繋ぎ、高次脳機能障害へ精通した専門の先生方を紹介します。他にも、外部講師を招いた高次脳機能障害の研修会や勉強会など、障害への理解促進や社会への啓発活動も、積極的に開催・展開しています。
このように一般社団法人ぷらむ佐賀は、家族交流会を通じて、同じような境遇にある高次脳機能障害者とそのご家族の悩みや問題を共有し、関係機関と連携しながら当事者の自立・社会復帰を目指す活動を継続しています。

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